コラム|株式会社ウェルディッシュ
COLUMN
ビーフジャーキー
人が食べるジャーキを、ペットにあげていいと思いますか?
- 2022年06月22日
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ここ10年で、ペット用のおやつ(おつまみ)のような商品が増えています。
普段飼い主が食べているものと同じようなものをペットが食べてくれると、愛着が湧きますし、もっとペットと仲良くなれたように感じます。
石垣食品としては、残念ながらペット用のジャーキーは商品化していません。
(※ささみ等を主原料としている物が多いのが、理由の1つになります。)しかし食品メーカーとして、ペットの食事についても「安心・安全」をご提供したい想いはあるので、いつの日か商品化するかもしれません。
今回は、犬や猫のようなペットの食事について調べたので、是非、ご覧ください。
人の食べ物を、ペットに与えたらいけないのか?
ねこまんまという言葉があるように、一昔前は犬や猫に人間が食べているものをそのまま与えていたことも確かにあったと思います。
しかし、Wikipediaの“ねこまんま”のページを確認すると、『ペットの餌代を減らすため、また1970年代頃まではペットフード自体が無かったため、日本では人の残飯を「ねこまんま」、「犬飯」の状態にして与えることがある。
※元来が肉食性のネコを、米など主に植物性の餌で飼育する文化は、世界的にも珍しい。しかし猫は炭水化物の消化能力が、人間はもとより犬よりもさらに低いようです。。
また犬、猫ともに腎臓の能力が人間よりも低いため、人間が好む味付けでは塩分過剰となります。従って、人間の残飯を与えることは栄養学的に好ましいことではありません。
飯に味噌汁をかけたねこまんまでは、ネコにとって炭水化物・塩分過剰、タンパク質不足となります。
ネギ類には犬、猫の赤血球を破壊する物質(硫黄化合物)が含まれているため、与えると重度の貧血をもたらしたり、場合によっては死に至ることもあります。
このため、ネギそのものやネギ類の抽出物を含むような食品を与えてはいけません。
特に玉ねぎは要注意である(タマネギ中毒)!人もペットも濃い味が好みなのか?
現代では所得の相対的向上や、また安価な猫缶や各種のキャットフード、ドッグフードなどが出回るようになったため、残飯をイヌ、ネコに与える家庭は減っています。
※ただし言葉だけは残っており、キャットフードを「ねこまんま」と呼ぶこともある。』とあります。犬や猫と人を比べると体の大きさが何倍にも異なるため、当然各臓器の処理能力も異なってきます。
人の食べ物の塩分の濃さは、猫や犬にとっては毒となってしまうようです。しかし厄介なことに、濃い味付けの方がペットも好きみたいなのです。
野生のニホンザルがごみから味の濃い食べ物の味を覚えて、売店などから商品を強奪する問題が過去にもあったように、味が濃いということは動物にとっても魅力的なのでしょう。ペットの健康を考えると、飼い主はペットに薄味で栄養豊富なものを食べて欲しいけれども、ペット側は味の濃いものを食べたいという対立が生まれます。
自分のペットには美味しいものを食べて欲しいため中々難しい問題ですね、、、ペット用おつまみ(おやつ)
人の食べ物をそのままペットに分けてあげるのは危険かもしれないということは分かりました。
しかし、やはりおやつなどをペットに上げるとハイテンションで喜んでくれるため、そういった姿が見たいという気持ちもあります。
このようなニーズに応えて出てきたのが、「ペット用のジャーキー」や「さつまいものお菓子」になります。ペット用の商品は、ペットの健康を考えて作られているので、安心して与えることが出来ます。
※但し、与え過ぎには注意です。かわいいペットには、ペット用のペットのために考えられたおやつ等をあげて、コミュニケーションを取ることが大事だと思います。
石垣食品がペット用おやつを商品化するときは、このBlogで報告させて頂きますね。