コラム|株式会社ウェルディッシュ
COLUMN
ビーフジャーキー石垣食品のご紹介
こんな形のビーフジャーキー作っちゃいました
- 2020年05月27日
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「日本人が食べておいしいビーフジャーキー」をコンセプトに開発したビーフジャーキーはヒット商品に育ちました。
ビーフジャーキーの開発秘話はこちら次に目指したのは、
いろいろな形のビーフジャーキーが作れないか
というものでした。またもや悪戦苦闘する新たなビーフジャーキーの開発が始まります。
ビーフジャーキーの形:その①細切りタイプ
新しい形について会議していたところに、女性社員がハサミでビーフジャーキーを細く切って持ってきました。
「こんなふうに細切りしたのはどうでしょうか。手で割いたり噛みちぎる必要もないし、女性も食べやすいです。」すると男性社員が、似たような事を発言しました。
「そういえば知り合いのバーを開店祝いに当社のビーフジャーキーを持って行ったところ、”そのまま出すのは芸がない”と言って同じように細切りして店のビーフジャーキーのメニューとして提供していました。」2人の社員からの提案をきっかけに、細切りビーフジャーキーの開発が始まりました。
細切りビーフジャーキーの製品化
細切りビーフジャーキーを製品化する上で難しかったのが、”細切りの生産工程”です。工場生産するには、ハサミを使ってチョキチョキ細切りしているわけにはいきません。
かといって、ビーフジャーキーを細切りする機械なんてどこにもありません。試行錯誤した結果、うどんなどの麺を作る切断機を改良して使うことで解決し、製品化することに成功しました。
ビーフジャーキーの形:その②のしタイプ
細切りの次は、
厚切りというのはあるけど、ハムのような薄切りはどうか?しかし、原料の牛肉をハムの薄くスライスすると、その後の乾燥工程で細かく割れてしまいます。
「薄切りは、さすがにムリか、、、」
とあきらめかけていた時に、開発に関わっていたコンサルタントからの一言がヒントになりました。
コンサルタントは、「製品を、のして薄くしてみたらどうか?」と言いました。”押してダメなら引いてみろ”ではないですが、原料肉を薄く切るのではなく、乾燥したビーフジャーキーをローラーでのして薄くする、というものです。
実際にのしてみたところ、食べやすくおいしいビーフジャーキーになり、商品化に成功しました。
今までは大人向けのビーフジャーキーでしたが、のしたビーフジャーキーは薄いので子供でも食べやすいということで、駄菓子商品としても発売されヒット商品になっています。
こうして、石垣食品のビーフジャーキーの商品ライナップが増えました。
多くのお客様に喜んでいただけるよう、現在も日々、商品開発に取り組んでいます。