コラム|株式会社ウェルディッシュ
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食品のOEM会社の選び方。※自社で作る必要ありません
- 2020年06月20日
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最近は健康的な生活が注目されていて、食品も厳しい目で見る消費者が多くなっています。
そのため食品の分野は注目されていますが、食品を作る時には自社だけで全て行うのは、効率がよくない場合があります。
工場やラインの設備投資が必要だったり、原料調達、製造ノウハウなど、人・モノ・金の課題を解決が必要です。そこで活用したいのがOEMで製造してくれる会社です。
OEMとは?
OEM(オーイーエム、英: original equipment manufacturer)は、他社ブランドの製品を製造すること、またはその企業である。
日本語では「相手先(委託者)ブランド名製造」、「納入先(委託者)商標による受託製造」などと訳される。Wikipediaよりつまり、自社で製造せずに、他社に製造を委託して自社ブランドで販売する事を意味しています。
OEMでも、自社名やブランド名を全面に出して宣伝やPRはできます。
しかも、実際の製造は専門的な知識と設備のあるOEM業者にお願いできるので、新たに費用を投入して全部おこなうよりも負担が少なく、製品化へのスピードも早くなります。
無駄を省いて、両社が得意な分野で協力し合うので、大きなメリットがあります。
OEM先の選び方
どの業者に依頼してもいいのかと言うと、そうではありません。
OEMは単に製造を委託するだけではなく、ビジネスパートナーとしての役割が大きいです。販売と製造は密接な関係があり、自社の状況にあったOEM先を見つける事が重要です。
それでは、OEM先を選ぶポイントをお伝えします。OEM業者を選ぶポイント:工場の安全性
食品となれば、安全性が何より大切です。
まずは口に入れる物を作るためには衛生的な工場を持っていたり、従業員の管理なども徹底していることが重要です。
最近だと、食品でも特定の成分をアピールする場合もあります。
その場合は、科学的な知識を持っていないと成分を適切に保管や加工ができない懸念が出てきます。せっかく配合して健康にプラスの商品を開発しても、製造段階で商品価値がなくなってしまいます。
結局は質が悪いと評価されて、自社のイメージダウンになってしまいます。
イメージダウンにならないように、OEM先について食品に対しての知識があること、実績があること、が必要です。
この知識があることは、商品開発の場面でもアイデアを出すときにも大きなパワーになります。OEM業者を選ぶポイント:工場の対応力
例えば製造できる量が希望通りに対応できるかどうかで、売り上げにも響いてきます。
需要があってもっと生産したいのに、対応できないとなればチャンスを逃すことになってしまいます。
また、健康食品なら、複数のテイストを製造する可能性もあります。
それができるだけのラインがあるかも重要です。OEMは連携力とお互いの専門性が、商品の売り上げにおおきく関わってきます。最後に
OEM先を、コストだけで選んでしまうと柔軟な対応ができなくなる可能性があるので注意が必要です。
安全性や製造力、さらに健康分野の素材や成分に関しての高い知識があるOEM業者を選びましょう。
両社で一致団結して、よい商品を消費者に届ければ、両者にとって嬉しい結果が付いてくるでしょう。
OEM先を選ぶ前に、よく話し合って比較してからにすることがおすすめです。