コラム|株式会社ウェルディッシュ
COLUMN
石垣食品のご紹介
【仕事紹介】食品メーカーの情報収集!店舗視察(調査)について
- 2020年08月24日
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石垣食品の営業社員は、情報収集の1つとして、スーパーやドラッグストア等の小売店での店舗視察(調査)を行います。
この記事では「お店に行って何を情報収集しているか?」について紹介します。
商品の取り扱いについて
当社商品や競合商品が、
・どの小売店で
・どの商品が
・何フェース並んでいるか
を調べます。フェースとは、
商品棚にその商品が並んでいる面数です。通常、売れている商品ほどフェース数を多くとります。
小売店によっては、お店の大きさのタイプがいくつかある場合は、大きさによって取り扱い商品が違います。
この場合は、同じ小売チェーンの違う大きさのお店をそれぞれ店舗調査して、取り扱い商品の違いを調べることもあります。商品の価格について
販売価格を確認し、価格が定番価格か特売価格かを調べます。通常より安い価格であることを示すPOP(購買時点広告)がついていれば、特売価格です。
多くの小売店では、定番商品は、通常は定番価格で販売し、時によって特売価格で販売します。
特売価格は、月間、チラシ等何種類かある場合があります。最近の傾向として、特売価格をなくし、いつでも比較的安い価格(EDLP=エブリデーロープライス)で、販売する小売店が増えています。
プライスカード(値札)を定番価格から特売価格に付け替える手間を省くことや、お客様がいつ店にきても安い価格で売っている安心感も与えて来店頻度を上げること等を目的としています。なお、価格調査する時にお店でメモを取ったり、写真を撮るのはNGなので、覚えて店の外に出てから記録します。
店舗調査をした結果を分析して、小売店に対してどういう商品を販売価格どれくらいで提案するか検討して小売店との商談にのぞみます。店舗調査を元にした分析
提案する小売店の取り扱い商品構成を市場POSデータ売れ行き上位の商品と比較分析します。
取り扱いが無いまたは少ない商品種類に該当する当社商品を提案します。具体的には、小売店健康茶棚でごぼう茶商品の取り扱いが無い場合、当社ごぼう茶を提案します。
当社ごぼう茶商品を取り扱うことで、提案先小売店での売上アップにつながることを理由と共にご説明します。
最後に
ちなみに、競合商品が、「どんな販売促進策を実施しているか?」も店舗調査で確認します。
例えば、期間限定の増量している商品、特別コーナー、購入者向けのプレゼント企画になります。
お店によって販売促進策は異なりますので、定期的に店舗に行ってチェックしています。いかがでしたでしょうか?
石垣食品の営業では、業務効率化を徹底しています。
しかし、足を使って販売して頂いているお店に行く機会も多くあります。お店に行けば新商品を見つけたり、POPの勉強になったり、必ず新しい発見があるので、楽しい仕事です!